- して
- I
して(接続)〔動詞「する」の連用形「し」に接続助詞「て」の付いたものから〕(1)話題を転換して, 相手に何か尋ねたり確かめたりするとき用いる語。 ところで。 さて。
「金のことは承知した。 ~いくらいるんだ」「『いやようござつた。 こちらへ通らせられい』『~そなたは女房衆を往なせたとなう』/狂言・乞聟」
(2)前の文を受けて順接的に次の文につなぐ語。 そして。 そこで。II「和同させて太平にしないたぞ。 ~尚書の官になつたぞ/蒙求抄 1」
して【仕手・為手】(1)何かをする人。「仕事の~を求める」
(2)(普通「シテ」と書く)(ア)能の主役。 中入りのある複式能では, 前場のものを前ジテ, 後場のものを後(ノチ)ジテという。→ わき→ つれ(イ)狂言の主役。 オモ。→ あど(3)株式取引で, 投機を目的として大量の売買をする人。III「~株」「~戦」
して【支手】「支払手形」の略。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.